CDの価値を損なわないために日ごろからやっておくこと

CDの価値を損なわないために日ごろからやっておくこと
CDの価値はいつのまにか損なわれてしまうことがあるので、日ごろから注意すべきではないでしょうか。
CDは湿気やホコリに弱く、これらが盤面に付着する環境に放置するのはNGです。
湿気が溜まりやすい部屋はこまめに換気をしたり除湿を行う、ホコリを溜め込まないように掃除機をかけるといった基本が大事です。
またディスクは使い終えたら必ずケースに戻すこと、長期的な保管は密閉ケースに乾燥剤を入れてそこにCDを仕舞うことをおすすめします。
しかし、密閉したままもあまり良くないので、適度に暖かい気温の良い日を選んで、ケースからCDを取り出し風通しをするのもポイントとなります。
直射日光や雨は大敵ですから、風通しといっても屋外で天日干しをするのは避けるのが無難です。
ディスクの掃除は、指紋や汚れを柔らかい布で拭き取る程度ですが、付着したままは良くないので1枚1枚光にかざし状態を確認することも大切ではないでしょうか。
CD保管する時に気をつけると寿命が長くなる
CDは繰り返し再生しても劣化しない特徴がありますが、保管方法を間違えると再生数が少ない新しいものでも劣化してしまいます。
CDは光を使って記憶するものなので、記録面に直接光が当たると劣化します。
これは使用されていないものでも同じで、出来るだけ直射日光が当たらない環境に置くことが必要です。
他にも温度差や湿気、紫外線に弱い性質なので、高温多湿な場所を避け、冷暗所に保管することが最優先です。
基本的には購入した時に入っているケースに入れた状態がベストで、横に積み上げると重みで歪んでしまうこともあるので立てて置きます。
不織布のカバーに入れる方法もあり、傷みから防ぐ効果がありますが、実はこの方法はデメリットもあり、記録面に不織布の毛羽立ちが擦れることでかえって傷がついたり、記憶面に毛羽立ちが付着することで再生ができなくなることもあります。
CDはデリケートな材質で、少しの刺激でも不備が生じるので、可能な限り記憶面を刺激しないことが大切です。